素麺箱玲琴・弓笛製作 of 胡弓・大胡弓・玲琴・クーチョー・雛胡弓など多彩な胡弓を奏でる胡弓演奏家石田音人 胡弓奏者石田音人の音楽活動を紹介


胴体表.jpg大きいサイズの素麺箱全体2.jpg弓笛素麺箱玲琴と弓笛製作

素麺箱の表板は、たたくと良い響きがしました。そこで、初めての試みとして、この箱を利用して玲琴を製作することにしました。また、弓笛も、新しいアイデアを取り入れて、この玲琴用の弓笛として、製作しました。このそうめん箱玲琴は、胴体の厚みが5センチほどしかありませんが、力木に黒檀を追加し、裏板にも同様の仕様を施しました。非常にバランスのいい玲琴となり、豊かな倍音と低音が響きます。

表板.jpg素麺箱の表板と側板を利用しました。バスパー.jpg中低音を響かせるために、黒檀の力木も張りました。表板接着2.jpg表板と側板を接着表板補強.jpg魂柱の接着部分を接着剤を塗り、硬くjします。棹2.jpg棹に黒檀の指板を接着、曲面仕上げを行いました。
本体1.jpg弓笛の吹き口

握り接続部分.jpgネジの部分をここに取り付けます。弓笛握り板1.jpg握りの部分に取り付ける竹片を加工します。ネジ1.jpg弓の調整ネジを笛に取り付けます。握り4.jpg弓の握りの部分を中央横に切り、厚みを薄くします。