あしはら公園の水仙被災住民を励ました水仙の花
当時、被災された住民を励まそうと、避難所で胡弓演奏を行っていました。
そのとき出会った、山田則子さんは、決壊場所からわずか100メートルほどの場所に住んでおられて、住宅は半壊に近い大きな被害を受けられました。
決壊場所に、水仙を植えた山田さん
山田さんは、町に残る泥流の泥の中から、水仙の球根を拾い出し、決壊堤防に植えられました。被災の翌年、この水仙が、白く
美しい花を咲かせ、復旧で疲れ果てていた被災住民を励ましてくれました。
取り壊される家とあしはら公園の水仙
東海豪雨から半年後の2001年3月に開催された復興の集いで、この水仙のエピソードを歌にして、被災住民の皆様と一緒に歌いました。
毎年、この歌を歌い続け、水仙を植え広げ続けています。